太陽光パネル点検

パネルの低価格化に伴う品質の低下、設置後の過酷な環境下でのストレスなどで外観からはわからない故障や劣化したパネルは多く内在しています。
ところが、これら故障パネルは現状のメンテナンス方法では簡単には見つけることができません。
故障パネルの存在を知らない、知っていても対応できない、結局、発電出力ロスを放置したまま稼働させているのが実態なのです。

パネル故障の実態は?

発電を担い太陽光発電システムの大多数を占めるソーラーパネルの故障率は0.4%(産総研つくば報告)とされています。
これは平均値であり、実際には一部の発電所で多数の故障パネルが報告されるなど大きくばらついていますまた、系統連系、キュービクル、パワーコンディショナー(PCS)までの不具合はチェックしやすいがPCS以降のパネル群に内在するパネル故障の発見は難しいため故障データに反映されにくい、という事情からが存在しているのが実情のようです。

故障パネルの見つけ方

3種類のクラスタ故障「クラスタの断線」「クラスタの高抵抗化」「バイパスダイオードの短絡」は、ストリングチェッカー:ソラメンテ-Zと、ソーラーパネルチェッカー:ソラメンテ-iSを使った2ステップ点検で見つけることができます。

ソラメンテは天候変化に連動して測定結果が変わる従来の測定器と異なり、構造欠陥であるクラスタ故障の特定に特化した、天候依存性がきわめて少なく専門性が不要なメンテナンス現場のための使いやすい点検ツールです。


ソラメンテ-Z


ソラメンテ-iS

STEP-1

下図の構成例では、8パネルx4ストリングで、パネルは32枚となります。
出力低下がある場合は、パネル32枚全数をくまなくチェックすることもできますが、まず出力低下を招いているストリングを判別し、そのストリングの8枚をチェックするのが効率的です。
この不具合ストリングの判別を1次検査(STEP-1) と呼んでいます。

STEP-2

不具合が発生しているストリングが判別できましたら、ソラメンテ-iSを使い、該当のストリングにあるパネルを1枚ずつ点検する作業を行います。
パネル表面をスキャンするだけで発電していない箇所を発見します。
パネルやPVケーブルを取外し点検する手間や時間が不要で、点検時間を飛躍的に向上させます。

お見積もり・ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。

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